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2008年11月21日 (金)

Collioure(コリウール)

前回はアルジュレスについて書きました。
せっかくアルジュレスまで来たのですから、そのまま足を伸ばして、スペイン国境付近を訪れてみましょう。
というより、行かないと損です。
ここまできたら、ぜひその先の村々を訪れていただきたい。

フランスとスペインの国境近くの海岸線は、ピレネー山脈がそのまま海になだれ込んだかのごとく、切り立った断崖が多い入り組んだ地形になっています。
その断崖の合間合間にある入り江に沿って、ぽつぽつと集落が点在しています。
これらの街がですね、それはもうどれもこれも、まるでちりばめた宝石のようにすてきなところばかりなのです。
今日はその中でも特に有名な街、コリウールをご紹介します。

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さて、アルジュレスから山に入りますと、すいすいと車は進み、すぐに断崖の上の道から海を見下ろす快適なドライブルートに入ります。
空の澄み切った青さと、深い海の色、山のぶどう畑の緑が目にもあざやかでやさしい、それはもう素晴らしい景色です。
そして、山の合間をくねくねと進んでいきますと、崖の合間の入り江に沿って、海岸沿いに小さな街が見えてきます。
これがコリウールです。

Dscf0018
山の上の方から海と街を見下ろしたところ(向こうの街はもしかしたらコリウールじゃないかもしれませんが、このあたりはまあこんな雰囲気だと思ってください)

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このコリウールは、小さいけれどとても美しく、自然と建造物、街のたたずまいが完璧なバランスを持って成り立っている、素晴らしい街です。

コリウールの海岸は、小さなビーチがあり、まわりをぐるりと古い城砦が取り囲んでいます。この城砦がかっこいいんです。
きれいな海と城砦と、そして人々がバカンスを満喫しているこの風景の調和が見事で、どこを見ても一枚の絵のように完成されています。

城砦です
Dscf0080_2
城砦はなんだか軍の施設でもあったんじゃないかな・・・
なんか、軍人さんが訓練している風景を見た記憶があります。が、夢だったんでしょうか・・。

船がいっぱいいます
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船と城砦です
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反対側の城砦
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たくさんの人でにぎわっています
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ここは海岸です。すごい人ですね。
Dscf0088

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後ろを振り返ると、色とりどりな色彩にあふれたコリウールの街があります。
この街はたたずまいもとてもコンパクトでかわいらしいのですが、なんといっても家々がとてもカラフルなのが特徴的です。
まるで、この地方独特の強い日差しがそのまま家になってしまったように、街全体が様々な色で彩られています。
色彩の強さが気持ちも高揚させてくれるのか、実際、街を歩いていると、なんだか楽しい気分になってきますね。

この街はぜひ写真を見ていただきたいところなのですが、わたくしコリウールは何度も訪れているにもかかわらず、なぜかいい写真が一枚もないのです・・・。
他の方が撮ったいい写真がインターネット上にたくさんありますので、ぜひ探してみていただきたいと思います。
「コリウール」「Collioure」で検索するとすぐにいっぱい出てきます。

海岸から街へ入る入り口です
Dscf0086

入り口付近です。にぎわってますね。
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街の写真ですが・・・
無念、真っ暗で全然わかりません・・・
本当はもっとキレイなんです・・・
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さて、この街の自然がもたらした色彩感は、数多くの芸術家も魅了してきました。
コリウールは、マティスなど著名な画家がたくさん滞在していたことでも有名です。
いわゆる「野獣派」発祥の地としても知られております。
街や海岸にはアーティストにちなんだカフェなどもいっぱいありますね。

そして今でも、コリウールの街では、いたるところで街角で絵を描いているひとを見かけることができます。芸術が街と一体化している感じですね。なんか、確かに何かインスピレーションが後押しされる力を感じる場所ではあります。

街にはギャラリーも大変多いです。
そういえば、今でも気になっているんですけど、なんか気になる絵があったんですよね・・・。数万円くらいで、買えない値段ではなかったんですけれど、なんとなく躊躇してしまって、その場はやり過ごしてしまいました。でも、数年たった今でもまだ気になっています。やっぱり、気になったものは手に入れとかないとですね・・。

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コリウールは小さい街ながらも観光地として大変有名なので、バカンス時期はとても多くの人でにぎわいます。
また、SNCFの駅もありますし、地方の街にしてはアクセスがいい方だと思います。ペルピニャンからだと3駅めで、所要時間25分ほどです。

自然、芸術、文化、建築、人、風景と申し分なく、観光地としても、滞在地としても、大変すてきなところですので、もしお近くにお越しの際は、ぜひお寄りいただきたいところの一つです。
もちろん、おいしいレストランやカフェもいっぱいあります。
数時間あれば一周できるくらいの小さな街ですが、できればぜひ何日かゆっくり滞在して、この街の色彩の力に圧倒されてほしいと思います。

ぼくもここは何度でも行きたいですね〜。
いやぁ、本当にいいところなんです。
実は、なんだかんだあんまりゆっくり滞在したことがないので、ぜひいつか何日か過ごしてみたいです。

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コメント

貴兄がコリウールを取りあげているとき、わたしはフリウールをミクシに取り上げました。なんだかおかしな偶然ですね。LとRで発音はかなり違うのですが、カタガナにすると似ています。

行ったことはないのですが、写真でみるとすばらしいところですね。丘の上の城塞、緑に浮かぶ町、そのふもとに海……わたしが好きになりそうな条件がそろってます。
昔、ペルピニャンへは行ったことがあるのですが、ここは今までほとんど知りませんでした。わずかにジョルジュ・サンドの『マヨルカ日記』で触れられているコリウールの名前以外には。
それにしても貴兄は日本人にほとんど知られていない「南仏の美しい村と町」をずいぶんたくさん発掘されましたね。『ラングドック・ルーションを巡る』というようなガイド風の旅物が出版できそうな気がします。

石の門の向こう側に、赤と黄の横縞模様のカタルーニャ州旗が見えますね。

投稿: バルセロネッタ | 2008年11月27日 (木) 23時08分

コメントありがとうございます。

コリウールは、ほんとうになんで日本ではこんなに知られていないのかが不思議なくらいすてきなところです。
第一、こちらでは結構メジャーな観光地ですしね。
そんなに俗っぽくもなく、小さくてかわいくて、適度に知る人ぞ知る感があるという、日本人が好きそうな要素が揃っているので、旅行業者さんにもぜひおすすめですよ。
観光地として成り立っているから町の人も客あしらいになれているし、なんというか、旅がしやすいところだと思います。
あと、もちろん泳げます。

投稿: DGT | 2008年11月28日 (金) 21時59分

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